ハーブのクオリティチェック

今回は、ハーブのクオリティチェックについて書いてみたいと思います。

国内外の農家様、サプライヤー様からハーブが届きましたら、
まずは石橋とベテランスタッフでクオリティチェックを行います。
ここでOKを出せないと、販売せずに参考資料としてスクールの比較教材として使っていきます。
その年の「でき」はもちろん、ロットでも品質が変わることが多いので、
このチェックはロット毎に行います。


ハーブの品質を定めるのは難しく、
・香り
・色
で判断できるももあれば、
五感でキャッチできない成分やクオリティもあります。

また、姿形が美しくても、香りがなかったり、
飲みやすくても、特徴成分や求められる成分が少なかったり、
香りが少なくても、飲みやすく、見た目よりも色素が濃く出る場合もあります。

香り=芳香成分
色=色素成分や色を持つ成分
味として現れる成分
の3点については、ドライハーブそのものと、
実際に抽出を行ってみて判断していきます。

精油やAbs.のように、成分分析にかけられたらいいのですが、
人間の視覚、嗅覚、味覚、触覚で判断する「官能検査」になります。

特別な訓練を受けているわけではないので、ただただ経験に頼ることになります。

それを踏まえて、
ハーブティなど浸剤向き、煎剤向き、
浸出油で楽しめるか、チンキの場合はアルコール度数との関係まで、
実際に抽出してのクオリティチェックには、それなりの時間を有しますが、
ここでの経験が、スクールのカリキュラムやテキストに生かされます。

このようなクオリティチェックは、
所詮、私たちの感覚にすぎず、大変心もとないものであり、
これまで表に出すことはありませんでした。

また、社内での評価を商品に付けることは、
ハーブを手にした方の感覚や価値観に対して、
先入観を持たせたり、誘導したり、自由な感性を邪魔することにならないか?
そのような思いがあり、避けてきました。

しかし、商品を手に取って感じることができないオンラインショップの欠点を補うために、
もう少し詳細に、香りは具体的にどうなのか?色味はどうなのか?
浸剤にした場合、チンキにした場合、実際にどうなのか?
なんらかの指標を作成して、商品説明に付けていこうと思います。

せっかく、ハーブやアロマのお教室様からご注文をたくさんいただくので、
フィトテラピーの実践に、少しでも役立てていただけたらと思っています。

たくさんのハーブと、たくさんの資料写真があるのですが、
ゆっくり少しずつ、書き込んでいきたいと思いますので、
気長にお待ちいただけると嬉しいです。

erborare-erbario
石橋志保